プチ断食のやり方
プチ断食で宿便が出る
プチ断食をすると長年続いていた便秘が解消するという一方で下痢のような症状が出る方もいます。
日本人の女性の大半は便秘に悩んでいるといいますが、毎日快便の方でも便秘の可能性があります。
というのも、便秘か否かは便の回数が問題ではないのです。
毎日快便という方も、腸壁に便が残っている人は多いのです。
この腸壁にこびりついた便は悪玉菌を増殖させる要因になるばかりか、有害な毒素を吐き出して、腸内環境を悪化させることにも繋がります。
そのため定期的に腸壁に張り付いた便を排出する必要があるのです。
プチ断食によって下痢のような症状が出る方の多くは、この腸壁に張り付いた便が排出されている可能性があります。
これを宿便といいますが、便秘に悩んでいる人は宿便を下痢と勘違いすることもあるようです。
女性の場合、腹筋が弱く自力で排便する筋力が少ないこともありますが、多くは食生活に起因しているのです。
食事の内容や量であったり、便秘の原因はさまざまですが、便秘が長く続くとぽっこりお腹の原因となったり、腸内で腐敗が始まって、肌荒れや病気を引き起こすこともあります。
ですからプチ断食によって宿便が出ることはデトックス作用が働いて、代謝が向上しているためで、けして悪いことではありません。
宿便は定期的に行われてこそ、健康な体を維持することに繋がるとご理解ください。
