プチ断食のやり方
プチ断食で不妊が治る?
昨今は過度なダイエットや喫煙、ストレスなどが原因で、不妊に悩んでいる女性が増えています。
不妊治療に毎年数十万円もお金をかけている人もいるようですが、簡単に出来る不妊治療として、プチ断食が今注目されています。
元々プチ断食は臓器に休息を与え、本来の機能を取り戻すために行われています。
断食によって老廃物が排出されると、血流も改善し、血液中のコレステロール値も低下します。
代謝も向上するので、免疫力もアップするというわけです。
しかし機能が向上するのは臓器だけではありません。
身体本来の機能が向上することで、子宮の卵巣力も向上し、不妊が改善するというわけです。
実際に断食を継続することで、一度止まった生理が再開したという女性もいるようです。
もちろん良質の卵子を育てるには、栄養をしっかり補給しなければなりません。
卵子は原始卵胞から成熟するまで、およそ半年程かかると言われます。
この間に食事を摂って卵子を育てるわけですが、卵子が正常に育つにはミトコンドリアの働きが活性化する必要があります。
しかし満腹状態が続くとミトコンドリアの働きが低下し、良質な卵子を育てることが出来ません。
適度に空腹の状態を作り出すことによって、ミトコンドリアの働きが活性化することが分かっています。
もちろん不妊は女性だけの問題ではありませんから、男性も断食によって不妊が改善することが出来ます。
断食によって体のあらゆる機能が活性化することはお分かりいただけたと思いますが、それだけではありません。
人間は飢餓状態が続くと生命の危機を感じ、子孫を残そうとする力が働くようになります。
逆に食事によって、常に欲求が満たされた状態が続くと、生命の危機感が薄れ、子孫を残す働きが弱まるのです。
断食によって不妊が改善するのはこのような人間の性質も関係しているのかもしれません。
プチ断食を取り入れて、妊娠力を高めてみてはいかがですか。