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断食中に運動をしても良い?

プチ断食によってダイエットをしている人は、運動をする際に気を付けなければなりません。
運動にも痩せる効果はありますが、特に断食当日は激しい運動は絶対に止めてください。

断食を始めた当初は体力が無くなるので、運動などする気力もないでしょう。
しかしある程度慣れてくると、ダイエット効果を高めようと運動を取り入れる方がいます。

ストレッチや軽いウォーキングなど簡単な運動であれば推奨しますが、ジョギング、筋トレ、水泳などは絶対に避けてください。
運動をすれば当然カロリーを消費します。

しかし断食中はほとんどカロリーを摂取していない状態なので、運動をすると気分が悪くなったり、目まいや吐き気をもよおしたり、ひどい場合は意識を失う恐れすらあります。
また運動は筋肉を付けて代謝を上げる効果がありますが、エネルギーが不足していると、筋肉を分解してエネルギーを生み出そうとするので、筋肉量がむしろ低下してしまいます。

というのも筋肉が付くのは、運動によって破壊された筋肉細胞がアミノ酸などの働きによって修復されるためであり、アミノ酸が無い状態では筋肉が修復されないのです。
ですので、断食中の筋トレも同じような理屈であまり意味がありません。

また断食中は血圧が下がり、この血圧の低下を補うために脈拍が上がる傾向があります。
プチ断食をしていると、動悸や息切れをするのはこのためで、この状態で運動をするのは心臓にも負担をかけます。

このような理由からプチ断食中に運動はお勧めできないのです。
ただ軽いウォーキングなどの運動であれば気分転換にもなりますし、有酸素運動による脂肪燃焼効果は得られるでしょう。

特に断食中は体内の糖質が消費された状態ですので、脂肪燃焼効果は普段より高いかもしれません。
ただあまり長時間のウォーキングはやはり危険ですので、長くても30分程度を目安に近所を散歩する程度にしましょう。

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