プチ断食のやり方
断食をすると冷え性が治るの？
温かい食べ物を食べると体が温まりますが、断食をすると逆に体が冷えてしまうのではないか、そう思う方は多いでしょう。
確かに何も食べ物を食べないと体は冷えますし、温かいお鍋を食べると体が温まりますね。
しかし断食は短期的には体温を上げる行為ではありませんが、長期的にみると冷え性を改善する効果が期待できます。
何故なら冷え性の原因は血液の循環が悪いことだからです。
玉ねぎやショウガが体を温める食べ物として有名ですね。
これは玉ねぎやショウガが血行を良くする食べ物だからです。
特に女性に多い末端冷え性などは、手や足先の毛細血管まで血液が循環できていない証拠です。
冷え性はむくみや風邪、肩こり、腰痛の原因にもなりますから、早めに治したいものです。
断食をすると胃や腸が休まり、これまで消化に使われていたエネルギーが老廃物の排泄に使われるようになります。
こうして血液中に溜まった老廃物が排泄されていくと、血液の流れが良くなり、体温も高くなるというわけです。
ちなみに動物は怪我をしたり、病気になったりすると、食事はとらずに怪我や病気を回復させるようです。
これはいわゆる断食療法で、胃腸の消化吸収に使われていたエネルギーを怪我や病気の治癒に使うために断食をするのですね。
同様に現代人は食べ物を食べ過ぎている傾向にあり、栄養がたくさんありすぎて十分に活用できていないようです。
それどころか十分に消化吸収されなかった栄養素は不完全代謝され、老廃物として体の中を巡ることになります。
ですから断食によって代謝にエネルギーを集中させ、体を浄化する働きを活性化させるわけです。
その結果血行が良くなって冷え性も治るというわけですね。
